肺気腫、慢性気管支炎(COPD)の症状や原因には、たばこ(喫煙)の害が係わっています。肺がんにも繋がる病気です。肺気腫は、禁煙が一番の予防です
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肺がん初期症状肺がん初期症状

肺気腫(COPD)症状

肺気腫+慢性気管支炎=COPD(慢性閉塞性肺疾患)

肺気腫とは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一種で、主に喫煙が原因で、肺の細胞の壁が長い年月をかけて徐々に壊れていく病気です。

COPD】とは、体内の空気の通り道である気管支や肺に炎症などが起きて、空気の通りが慢性的に悪くなり、呼吸がしにくくなる病気の総称です。これまでは、【慢性気管支炎】や【肺気腫】という病名で診断されていましたが、実際にはこの2つの病気が混在しているケースが多く、明確に分けることが難しいということで、COPDという病名でまとめて呼ぶようになりました。

肺気腫(COPD)症状

たばこ自販機肺気腫(COPD)の主な症状は、1.せき、2.痰、3.息切れです。このような肺気腫(COPD)の主な症状は、風邪をひいている訳でもないのに、せきやたんが慢性的に出たり、ちょっとした動きで息切れがするといった症状がみられます。肺気腫(COPD)は、進行すると呼吸困難がひどくなり、少し動いただけでも息切れがして日常生活に影響が出てきます。さらに重症になると、呼吸不全や心不全といった命に関わる状態に陥るこわい病気(たばこ生活習慣病)です。

症状のメカニズム

煙鼻や口から吸い込まれた空気は、気管に送られ、左右に分かれた気管支を通り、肺に運ばれます。肺の中で、気管支は細気管支とよばれるさらに細かい管となり、最終的には肺胞という小さな丸い袋状の組織となります。肺気腫(COPD)の患者の気道は、たばこなどの刺激で機能が衰え、気管支には慢性的な炎症が起こっています。このため、気管支の壁は厚く腫れ、分泌物であるたんが増え、せきの原因となります。さらに、細気管支の先にある数億もの小さな肺胞は、破壊されて大きな袋状につながってしまいます。こうなると、肺は弾力性を失い、伸びた風船のようになってしまいます。肺胞は再生しないので、たばこをやめたとしても、破壊された肺胞はもとに戻ることができず、機能は回復しなくなります。

息切れ【気流制限】

気管支に慢性的な炎症が起こり、気管支の壁が厚くなって、分泌物が増えると、気管支の内腔は狭くなります。さらに、肺胞が壊れ、弾力性を失った肺は、速い速度で収縮ができなくなるため、空気を十分にとりこんだり、吐き出したりすることができなくなります。そのため、浅い呼吸しかできず、少し深く息を吸おうとすると呼吸できないという状態になります。こうなると、ちょっとした坂や階段などを上るときにも、呼吸ができず息苦しくなり、深く息をしょうとすると、吐き切れない空気が肺の中にたまってさらに苦しくなる、という悪循環をくり返すことになります。

肺気腫(COPD)の原因

COPDの原因はたばこ(喫煙)です。実際に肺気腫(COPD)になる方の80~90%は喫煙者です。喫煙率と肺気腫(COPD)の死亡率は、たばこの消費量の多い年があると、20年後には肺気腫(COPD)による死亡率も上がると言われています。また、進行も喫煙者の方で、喫煙開始年齢、本数が多いほど早くなります。

肺気腫(COPD)治療

残念ながら、肺気腫(COPD)を根本的に治療し、健康な肺に戻す治療法は現時点ではありません。また、呼吸器系の病期は症状が重くなればなるほど、QOL(生活の質)が悪化していきます。ですから少しでも早い段階で肺機能に障害が及ぶのを食い止める事が大切です。

病気の進行を抑える処置

禁煙
インフルエンザワクチンの接種
気管支拡張薬の使用
呼吸リハビリテーション
吸入ステロイド薬の考慮

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